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優先席なんて本当は必要ない

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バス通勤なので乗り込むとまず、目に入るのが優先席だ。 若い健常者は優先席を避ける傾向があるので、混んでいても優先席は空いていることも多い。 でも、立っている人が多いと邪魔なのでとりあえず誰か座ってくれ、と思う。 何もそんなに頑なに空けておかなくてもいいのに。

そうかと思うと、この間、優先席に若者が3人座っていたことがあった。 どう見ても妊婦や、障がい者ではない。 もちろんいいんですよ! 必要な人が乗ってきたらちゃんと譲ってあげるんでしょ?  …しかし、とある停留所で明らかに後期高齢者な感じの人が乗ってきたのに、3人ともまったく知らん顔だった。 ていうか、自分が優先席に座っていることすら意識していないかのようだ。

私は空いていれば優先席でも座るが、停留所に着くたびにお年寄りや妊婦や子連れが乗ってくるか必ず気にしている。 乗ってくればすぐに席を立つ。 これは優先席以外でも同じだ。 ところが、目の前にお年寄りがいようが、赤ちゃんを抱いたママがいようが、びくともせずに座っている人間が思いのほか多いのである。 アンタらはスマホの画面しか目に入らないの?  いきなり爆睡するのはどうしてなの?

私が周りを気にしすぎる損な性分ということなのだろうか? 先日も年配者が2人乗ってきた時、私が空けた席にその老紳士は後から乗ってきた老婦人を座らせた。 そんな光景を見ても周りの若者は無反応で座っていた。 老紳士は私に「ありがとう」と声をかけてくれた。

さて、前述の後期高齢者のご婦人は、無反応の優先席を通り過ぎてバス後部へと進んできた。 私は二人がけの席の窓側に座っていたので瞬発力に欠けてしまい、どんくさくモゾモゾしていたその時、私の後ろに座っていた女性が立ち上がって、その年配のご婦人に歩み寄り「ここ空けますからどうぞ!」と声をかけた。 そして彼女は自分の子供を膝の上に座らせた。 なんて素敵なママ! そしてしばし、ふたりの間に品の良い会話が弾み、やがて親子は「さよなら」と降りていった。

いやー全く関係ないのに、こんなことにプチ感動を覚える私でした。

 

 

 

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